塩麹の塩分量は?塩麹のメリット・デメリットを徹底解説
塩麹って塩分は何%あるのかな?
料理に使ったらなんか塩辛くなっちゃった…。
塩麹って最近よく聞くけど、なにかデメリットはあるの?
健康志向ブームで発酵食が注目を集め、
日常の調味料として定着しつつあるのが塩麹です。
食材のうま味を引き出し、お肉やお魚をやわらかくする効果があります。
ただ一方で、塩麹の使い方がイマイチよく分からないという人が多いのも事実です。
ついつい塩麹を使いすぎて、
料理が塩辛くなってしまったという人も多いのではないでしょうか?
せっかく料理をするなら
適量の塩麹でおいしく適切な塩分量に仕上げたいですよね?
しごおわ!今日は久々にワタシが腕奮い、🦃モモ塩麹漬けと🍆の煮浸し〜…塩麹漬けすぎてしょっぱい😂出勤前に擦り込み過ぎた💦 pic.twitter.com/TGRPkGQ9GB
— 高町あおい@旅するねんどろ提督 (@Rouari) March 28, 2023
結論からいうと、
塩麹の特徴を知っておけば塩麹の使い過ぎを防ぐことができます。
特に、
絶対に押さえてほしいのが
- 塩麹の塩分量
- 塩1に対して塩麹3の分量
この2つです。
ここを押さえておくと、
塩麹の失敗を防げるうえ、塩分を控えてヘルシーな食生活の助けにもなります。
このブログは麹に特化した麹ブログです。
とりわけこの記事では、
このような塩麹のメリット・デメリットだけでなく、塩麹の活用方法や作り方まで網羅的に知ることができます。
ぜひ奥深い麹のウラのウラまで知っていってくださいね!
▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼
塩麹の塩分量は?
結論からいうと、
商品やレシピによって若干のバラつきはありますが、塩麹の塩分量は約10%~13%ほどです。
単純な塩分量だけでみると
塩麹の塩分は塩そのものの約1/10ほどだといえます。
塩麹の塩分量は10~13%
ただし注意点として、
塩のかわりに料理で使う時に、単純に10倍の量を使うとかなり塩辛く感じます。
これは麹のうま味成分が加わることで、少量でも満足できるようになっているためです。
(詳しくはこちらで紹介↓)
塩のかわりに塩麹を使うなら塩の3倍、
つまり塩小さじ(15g)に対して塩麹大さじ1(15g)が適量です。
塩麹のメリット・デメリット
塩麹のメリット・デメリットはこちら↓
塩麹は少ない量で満足できる
前述のとおり、
塩麹には麹のうま味成分が豊富ですので少量で満足できる調味料です。
塩や調味料の使い過ぎを抑え、結果的に使う塩分量を減らすのに役立ちます。
塩麹はうまみ成分やビタミン、ミネラルが豊富
塩麹のうま味成分はアミノ酸です。
麹菌の酵素がお米のタンパク質を分解してアミノ酸にします。
うま味成分はアミノ酸ですので、塩麹にはうま味がたっぷり含まれます。
うま味の他にもビタミンB類が豊富で、天日塩で作られた塩ならミネラルも豊富です。
なのでもしご自宅で塩麹を手作りするならぜひ天日塩を使うのをおすすめします。
天日塩とミネラルについてはこちら↓
麹のうまみ成分・酵素についてはこちら↓
塩麹は食材を柔らかくする
塩麹には食材をやわらかくする性質があります。
その正体は麹菌の作る分解酵素です。
柔らかさの正体は分解酵素
分解酵素とはタンパク質の一種で、
塩麹の酵素はでんぷんやタンパク質を細かく分解する働きがあります。
その結果、お肉やお魚の食感が柔らかくなり、さらにうま味もアップするなどいいことづくめです。
塩麹はさまざまな料理に使える
塩麹は変なクセもなく、食べやすいので様々な料理に使えます。
冒頭でも述べたように
塩1に対して塩麹3の比率で塩のかわりに料理に使うと塩麹の使い勝手の良さを実感できます。
塩麹のデメリット
使い勝手よく万能な塩麹ですが、
デメリットも少なからずあります。
出来上がりまで約1週間かかる
塩麹を手作りすると約1週間かかります。
これは麹のもつ酵素が働いてうま味が出てくるまで時間がかかるからです。
そのためすぐに使いたい場合は
- 市販の塩麹を購入する
- ヨーグルトメーカーで作る
このどちらかがおすすめです。
\おすすめの塩麹はこちら/
ヨーグルトメーカーがあれば約8時間で完成
ヨーグルトメーカーを使うと
約8時間とかなりの時短で塩麹を作ることができます。
ヨーグルトメーカーでは
塩麹はもちろん、麹があれば
- 麹甘酒
- 一夜味噌(白味噌)
- 発酵あんこ
などが簡単に作れます。
他にもサツマイモやカボチャを使った発酵あんこもできますよ!
インスタで作り方を紹介しています↓
ぜひフォローしていってくださいね!
傷んでしまうことがある
もうひとつのデメリットとして
塩麹を手作りするさいに失敗することもあります。
こうした異常が起こった時には注意が必要です。
傷んでるかな?と思った時はコチラ
傷んでるかな?と思った時の対処法として、ぜひこちらの記事を参考にしてみて下さい↓
リカバリーできる場合もありますが
嫌なにおいがする時は
決して口にせず廃棄することで食中毒を防ぐことができます。
発酵食において殺菌はとても重要!
ぜひ正しい知識を身につけておいてください!
塩の代わりに使うのがおすすめ
塩麹って具体的にどうやって使うのがおすすめなの?
という人には、塩のかわりに使ってみるをぜひおすすめします。
たとえば
- 野菜炒めの味付け塩を塩麹にしてみる
- 浅漬けの素のかわりに塩麹で野菜を漬ける
これだけでぐっとおいしい一品ができあがりますよ!
分量は塩1に対して塩麹3
大事なことなので何度もいいます。
分量は塩1に対して塩麹3の比率で使うとちょうどいい量になります。
和洋中問わず、いろいろな料理の塩のかわりに使ってみてくださいね。
塩麹の使い方やレシピを大公開!
塩麹は本当に何にでも使えるので活用方法は無限大です。
ここからは塩麹のアレンジレシピや使い方を紹介いたします!
基本の塩麹の作り方はこちら
まず基本の塩麹の作り方は
こちらを参考にしてみて下さい↓
塩麹のアレンジレシピを紹介
塩麹を使ったアレンジレシピ一覧です。
塩麹マヨネーズや塩麹XOジャンなども手作りできるので、和食だけでなく洋食・中華にもぜひ参考にしてみて下さいね。
これも塩麹の活用法のほんの一部。
アレンジは無限大なのでオリジナルレシピも楽しんじゃってください♪
まとめ:塩麹の塩分量を知ってどんどん活用しよう!
塩麹の塩分量は約10%~13%程だというのはお分かりいただけたかと思います。
しかし実際の塩分量からすると
想像以上に味が濃く、
少量で満足できてしまうのが塩麹です。
なので単純な塩分濃度だけを換算して使ってしまうと、料理がかなり塩気の強いものに。
逆をいえば少量でとても満足できるので
塩の摂取量を減らし、ヘルシーな食生活にとても役立ちます。
ぜひ塩麹をうまく活用してもらって
手軽でおいしく発酵食を食生活に取り入れてみてください。
この記事があなたのお手伝いになれば嬉しいです!