麹があればXO醤も作れる!塩麹・醤油麹で作るXO醤
中華料理に欠かせないXO醤は合わせ調味料です。
材料があれば発酵を待つことなく作れるので意外と簡単で、かつ、塩麹やひしおなどの麹食品との相性もバツグンです。
今回は塩麹を使ったXO醤のレシピを紹介いたします。
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塩麹で作ると
あっさりしつつ、干しエビの香りが際立ちます。
対して醤油麹やひしおを使うとコクが出て力強い味わいに。
どちらにも良さがあるので
ぜひお好みの方を試してみてくださいね。
チャーハンや炒め物にはもちろん、ちょっとしたおつまみに使えて便利ですよ。
塩麹・ひしおについてはこちら↓
XOの名前の由来はブランデー
XO醤の「XO」とはブランデーが由来とされています。
XOとはExtra oldの略称で、ブランデーの最上級位の格付けになります。
(細かく言うとHors d’âge(オール・ダージュ)、Heritage(ヘリテージ)などもありますが、ここでは割愛します。)
つまり、調味料の最高級位であるという意味でXOという形容がされました。
なので実はXO醤にはブランデーは入っておらず、材料は干し海老や干し貝柱等の乾物と玉ねぎ・ニンニクなどの辛味野菜です。
XO醤の作り方
- ごま油 大さじ4
A
- 干し海老 20g
- 日本酒 80cc
B
- ひしお 大さじ2と1/2
- きび砂糖 小さじ2
- 唐辛子 1本(輪切り)
C
- 玉ねぎ 1/2玉(100g)
- にんにく 30g
- しょうが 20g
干し海老を日本酒で一晩漬ける
Aの干し海老を日本酒に漬けて一晩冷蔵庫で戻します。
※写真は2倍量で仕込んでます。
戻すことで干し海老の香りや旨味が醤に出やすくなります。
玉ねぎをみじん切りにして炒める
Cの玉ねぎ・にんにく・しょうがをみじん切りにします。
熱したフライパンにごま油を敷き、Cのみじん切り辛味野菜をしんなりするまで中火で炒めます。
しんなり柔らかくなったらAの戻した干し海老とBの調味料を入れて、中火で炒めます。
中火で時々焦げないようにかき混ぜて、20~30分ほど炒めて水分を飛ばします。
段々と色が濃くなってきて、水分がある程度飛んだら完成です。
荒熱が取れたら清潔な瓶に移します。
冷蔵庫で1ヶ月程度で使い切ります。
オススメは簡単マヨディップ
中華や炒め物にもおいしく使えますが、簡単でオススメしたいのがちくわとマヨディップです。
ちくわを切ってマヨとXO醤を添えます。
あればキュウリ詰めれば尚良し。
これだけで一品完成です。
麹をつかうだけで
とても慣れ親しんだ味に仕上がりますので、ぜひお試しください!