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麹はそのまま食べられる?麹を使ったお手軽レシピ紹介!

麹そのまま食べる
スタコジ
こんな人におすすめの記事です!
  • 最近、麹に興味が出てきた
  • 使ってみたいけど
    イマイチ使い方が分からない
  • とりあえず手軽にできる
    麹のレシピを知りたい

麹ってふだん口にしないから、どんなものかピンとこないな…。

最近流行ってるらしいけど、どんな風に体にいいのかな?

麹をそのまま食べる機会なんて
ほとんどないと思います。

ぶっちゃけ、
麹ってあまり手に取りませんよね?

麹って普通は

  • みそ
  • みりん
  • 日本酒
  • しょうゆ

などの原料として使われるので
麹そのものを触る機会もあまりありません。

でも麹ってそのまま食べられるってご存知でしたか?

できたての麹はほっこりと甘く、まるで栗のような香りがします。

できたての栗香ただよう米麹
出来たての栗香ただよう米麹

今回はそんな麹そのものを活かした

  • 麹をそのまま食べられる理由
  • 麹をそのまま食べるメリット
  • 麹をそのまま食べるレシピ

について紹介しています。

麹を通じて、この記事が
食生活をおいしく健康に彩るお手伝いになるとうれしいです!

▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼

スタコジ
スタコジ
自宅製麹員
Profile
食と発酵が大好き。
1級酒造技能士(国家資格)。
食養生ジュニアコーディネーター。
発酵の知識を活かして食と不定期で発酵食のワークショップ開催。
誰でも楽しく安全に作れる発酵食をブログ“コジログ”で紹介。
安全な麹づくりの記事は全世界で20名以上が購読。
玄米のブログ・ゆる玄米.comも運営中!
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麹ってそのまま食べられるの?

麹の断面のイメージ
できたての新鮮な米麹

結論からいうと麹はそのまま食べられます。

麹が食べられるとお伝えする時によく、

麹ってカビの仲間だよね…
本当に大丈夫なの?

なんていう質問をよく受けますが大丈夫です。

食べてもまったく問題なし!

麹を食べてみるとほんのりと甘く
できたてで新鮮な米麹は栗香(くりか)とよばれる栗のようなほっこり甘い香りが感じられ、このために麹を手作りする人もいるくらいです。

麹を手作りする方法はこちら↓

【特典アリ】米麹の作り方をどこより詳しく徹底解説!【海外でも麹が作れる!】
【特典アリ】米麹の作り方をどこより詳しく徹底解説!【海外でも麹が作れる!】

たしかに麹菌はカビの仲間ですが
私たちがよく見るカビとは菌の種類がまったく異なります。(*1)

さすがにそのまま食べるという人は多くありませんが、たとえば

  • 納豆
  • キムチ
  • 漬物

などに麹をちょい足しすることで
さらなるうま味を引き出し、よりおいしくする効果があります。

確かに麹単体でも食べることはできますが
何かと組み合わせてよりおいしくするのが麹のすごいところ。

ぜひ色々なものに麹をちょい足しして、麹のおいしさを味わってみてくださいね。

麹をそのまま食べるレシピに飛ぶ↓

そのまま食べるなら生麹がおすすめ

生麹を使った梅麹
生麹と塩で青梅を漬けた梅塩麹

ただし、そのまま食べるなら
乾燥麹よりも水分量の多い生麹の方がおすすめです。

スーパーなどで売られている乾燥麹は常温保存可能で日持ちするのがメリットですが、水分を飛ばすさいに麹の香りも若干飛んでしまいます。

麹の豊かな香りを楽しむならやはり生麹の方がおすすめです。

生麹をもっと詳しく見てみる↓

生麹はどこで買える?生麹が買える場所3選
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麹をそのまま食べるメリット

できたて麹の様子

麹をそのまま食べるメリットは

  • うま味がアップ!
  • やさしい甘みがつく
  • 消化を助ける
  • 腸内環境を整える

この4つです。

うま味がアップ

麹には麹菌の生み出す分解酵素によって食材をやわらかくする効果があります。

分解酵素はタンパク質をアミノ酸、でんぷんをブドウ糖に、同じ成分でも人間の舌でより味を感じやすい大きさに分解してくれます。

この結果、
うま味がアップし、食材をよりおいしくする効果があるのです。

酵素の種類って?発酵に欠かせない酵素が何者なのかを徹底解説!
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やさしい甘みがつく

麹菌が繁殖している米や麦もでんぷんの固まりです。

そのため発酵が進むと麹そのものが甘くなり、砂糖よりもコクのあるやさしい甘みをプラスしてくれます。

消化を助ける

食べ物は通常、胃や腸で分泌される分解酵素で消化されますが、麹の分解酵素を利用することで口に入る際に、すでにある程度分解された状態で食事を摂ることになります。

そのため、胃腸での消化がスムーズになり、胃腸の負担を和らげます。

腸内環境を整える

納豆やキムチなどの発酵食品には、納豆菌・乳酸菌などの良質な善玉菌が多く、積極的に食べることで腸内環境を整える効果があります。

さらに、麹そのものが善玉菌の良質な栄養分になるので、よりよい腸内環境作りに役立ちます

麹をおすすめする理由 麹のすごいメリット4選
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麹をそのまま食べるレシピ

麹を梅酢と合わせた梅麹
麹を梅酢と合わせた梅麹

麹をそのまま食べるのにおすすめのレシピをいくつか紹介いたします。

どれも混ぜるだけ・和えるだけの簡単なものばかりですのでぜひ気になるものを試してみてくださいね。

麹水

麹水のイメージ

麹水は米麹に水をひと晩浸けるだけで、お手軽でカンタンなレシピです。

麹のほっこりした香りと、ほのかな甘みが体にやさしく染みこみます。

麹菌が作り出す必須アミノ酸
美肌効果の高いコウジ酸
抗酸化力の高いα-EG(αエチルグルコシド)が豊富に含まれます。

麹水の作り方
  • 米麹 80g~100g
  • 浄水 500cc
    (湧き水など生水はNG)

ポットに水と麹を混ぜて冷蔵庫でひと晩置いて完成。早めに飲み切る。

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キムチ麹

麹入りキムチ
麹入りキムチのアップ

キムチに麹を混ぜることで唐辛子の辛みを和らげるほか、キムチに含まれる乳酸菌を活発にして腸内環境改善効果をより高めてくれます。

スタコジ
スタコジ

麹のかわりに市販の甘酒でもおいしく作れます。

麹入りキムチの作り方
  • キムチ 1パック
  • (または濃縮甘酒) キムチに対して1/10

キムチと麹を混ぜてひと晩置いて完成。

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納豆麹(ごど)

納豆麹(ごど)
納豆麹(ごど)

日本を代表する発酵食・納豆と麹を混ぜて作るのが納豆麹(麹納豆)です。

青森の郷土料理・ごどと呼ばれることもあります。

納豆麹の作り方
  • 米麹 100g
  • 納豆 200g
  •  10g
  • 浄水か湯冷まし 100cc
    (湧き水など生水はNG)

清潔な容器に材料をすべて入れ、毎日混ぜて1週間ほどで完成。

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金山寺みそ

金山寺みそのアップ
金山寺みそのアップ

みそとは名前につきますが、金山寺みそと味噌は違う食べ物です。

金山寺みそはナス・キュウリ・ショウガなどと麹を合わせたもので、麹の食感や味がそのまま楽しめます。

金山寺みその作り方
  • 麦麹 180g
  • 米麹 90g
  • 豆麹 30g
  • てんさい糖 140g
  •  50g
  • みりん 30cc
  • きゅうりなす 150g
    などの夏野菜
  • ショウガ 20g
  • しそ・みょうが お好み

夏野菜は1cm角、ショウガとしそはみじん切りにして、材料をよく混ぜて保存容器に入れ、重石をして素早くたまりをあげる。

数日でたまりが上がり、カビなど異変がなければ1週間ほどで完成。

カビやすいので、煮沸消毒やパストリーぜを活用して安全に注意して行いましょう。

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麹の種類によって食べ方は違う

麦麹のイメージ
麦麹のアップ

ひと口に麹といっても
・米麹
・麦麹
・豆麹

などがあり、それぞれに特徴があります。

米麹

米麹を掴んだところ
米麹を掴んだところ

もっとも使いやすく、そのまま混ぜてもOK

米麹はそのまま食べることができ、クセも少なくもっとも使いやすい麹です。

甘酒や塩麹などに使われ、栄養価の高い玄米麹などバリエーションも豊かなのが特徴です。

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麦麹

金山寺みそのアップ
金山寺みそのアップ

金山寺みそなど、ひと手間かけると食べやすい

麦麹は米麹とくらべるとスッキリとしていて、九州や四国の麦味噌に近い淡色あっさり系の味をしています。

しかしそのまま食べるにはやや固く、あまり向きません。

そのため先ほど紹介した金山寺みそなどに使うことでプチプチとした麦の食感を楽しみつつ、おいしく食べることができます。

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豆麹

豆麹のアップ
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基本的にそのまま食べることはない

豆麹は赤味噌などに使われるもので
食感はかなり固く、基本的にそのまま食べることはありません。

しかし米や麦と比べると高たんぱく質で栄養価が高く、うま味ののったコクのある味が特徴。

そのまま食べるよりも
赤味噌などお味噌汁で食べるのをおすすめします。

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まとめ:麹を手軽にそのまま食べてみよう!

米麹のイメージ

麹をそのまま食べる機会というのはあまり多くないかもしれませんが、ちょっとしたコツで手軽に普段の食事に取り入れることができます。

いつもの料理をよりおいしく、
・腸内環境改善
・肌ツヤの改善

にもおおいに役立ちます。

ぜひともまずは気軽に麹を使ってみて
おいしく楽しい発酵ライフにお役立てください!

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