砂糖の代わりに甘酒

砂糖を甘酒で代用するには?砂糖やみりんの代用と分量について

甘酒は砂糖の代用に使えます。

また、他の調味料ではハチミツシロップみりんの代わりとしても有用です。

この記事では甘酒を砂糖の代用として使う際の分量の目安使用例を紹介します。

お米と麹由来の成分が豊富なので、上白糖のストレートな甘さにはない柔らかくてコクのある甘さが期待できます。

砂糖以外の甘味料を試したい方

甘酒の活用法に興味がある方の参考になる内容であるのと、

ある程度甘酒に慣れた方にも黒麹酒醸(チューニャン)といった少しマニアックなものも紹介します。

▼▼▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼▼▼

せいぎくいん

改めまして、自宅製麹員(じたくせいぎくいん@jitakuseigikuin)と申します。

普段は造り酒屋に勤める蔵人(くらびと)。

麹や発酵食を作るのも食べるのも大好きな麹ブロガーです。

使いやすいのは濃縮タイプの甘酒

市販の甘酒にはそのまま飲むストレートタイプと薄めて使う濃縮タイプがあります。

砂糖の代用として使うなら甘味の濃い濃縮タイプが使いやすいです。

【レシピ参考】ヤマゼンのヨーグルトメーカー「発酵美人YXA-100」で甘酒を作って感じたメリット・デメリット

しかしストレートタイプも使えないということはありません。

甘味の濃さが違うだけなので多めに入れて調整すれば十分使えます

ですが、ストレートタイプは水分が多くシャバシャバになりがちなので、できれば濃縮タイプがオススメです。

ただし、麹から作る甘酒を選ぶ

また、ストレートタイプには酒粕から作る甘酒もあるので注意が必要です。

せいぎくいん

神社の初詣のふるまいでよく出されるイメージです。

酒粕から作る甘酒は砂糖などの甘味料が添加されてるものが多く、味わいも麹から作る甘酒とは若干異なります。

なので、砂糖の代用として使うのであれば麹から作るタイプの甘酒を選びましょう。

  1. 甘酒にはストレートタイプと濃縮タイプがある
  2. 砂糖の代用には濃縮タイプが使いやすいが、どちらでもOK
  3. 麹から作られた甘酒を選ぶ

砂糖の代用…1:2

甘酒の甘さはだいたい砂糖の半分くらいなので、砂糖1に対して甘酒が2で代用可能です。

製品やレシピによって甘さはまちまちなので、味見をして好みの甘さに微調整をしてください。

料理全般に

普段の砂糖の代わりに倍量の甘酒を使うだけなので、料理全般に活用できます。

例えば玉子焼き(甘いタイプ)に甘酒を使うだけでしっとりと優しい味に仕上がります。

甘酒を使うとしっとりと仕上がる玉子焼き

ココア・紅茶・コーヒー

とろっとした甘酒のテクスチャはミルクに似たところがあり、

ココアや紅茶・コーヒーなどミルクと相性のよい飲み物全般とも合います。

玄米甘酒をブラウンシュガーの代わりに使う

特にコーヒーには精製度合いの低いブラウンシュガーがよく合うように、

穀物感のある玄米麹の甘酒を使うと素朴な甘みが引き立ちます。

玄米の特徴についてはこちらもご参考ください▼▼▼▼▼

【参考】・精白米との違いは?麹にすると抗酸化作用が上がる?玄米麹の特徴と作り方

砂糖の代用…

  1. 砂糖1に対して甘酒2
  2. 料理全般に広く使える
  3. 玄米麹でブラウンシュガーの代わり

ハチミツ・シロップの代用…1:1.5

ハチミツやメイプルシロップの代用としても甘酒は使えます。

割合はハチミツ1に対して甘酒1.5でそのまま使うか、お好みのフルーツを煮詰めたフルーツソースのベースとしても使えます。

【参考】・砂糖不使用。甘酒+ブラックベリーで作る甘酒ジャム

ヨーグルト・グラノーラ

ヨーグルトと甘酒は乳酸菌+オリゴ糖で腸内環境を整える名コンビとして知られています。

ヨーグルトと甘酒フルーツソース

他にも食物繊維豊富なグラノーラにかけて食べるのも食物繊維+オリゴ糖が腸内の善玉菌を助けるので好相性です。

サッパリとした酸味の黒麹

近年注目されつつある黒麹の甘酒を使うと、南国系のフルーツのようなシロップに仕上がります。

黒麹で作る甘酒

フルーツ様の正体は黒麹菌が生成するクエン酸なので疲労回復効果も期待できます。

通常の麹と比べるとまだまだマイナーですが、一部のセレクトショップや甘酒に加工された黒麹を購入することができます。

黒麹のネット販売…

せいぎくいん

まだまだ認知度は低い黒麹ですが、今後さらに注目されると思っています。

黒麹の詳しい内容はこちらもご参考ください▼▼▼▼▼

【参考】・一般的な黄麹との違いは?初めて黒麹を作ってみた話

ハチミツ・シロップの代用…

  1. ハチミツ1に対して甘酒1.5
  2. フルーツソースのベースとしても使える
  3. 黒麹甘酒で南国系のフルーツのような味わいに

みりんの代用…みりん1:甘酒1

もち米・米麹・焼酎から作られるみりんは料理にテリやこっくりとした旨味を与える調味料。

精製糖とは違ってみりんも甘酒同様に米・米麹由来の甘さなので実は似た甘さを出すことができます。

分量の目安はみりん1に対して甘酒1が適量です。

しょうが焼きなど濃い目の味付けの料理と好相性。

甘酒にはアルコールも含まれてないので煮切る必要もありません。

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煮崩れ防止・臭み取りの効果はない

煮魚など煮付けの際に、みりんに含まれるアルコールが煮崩れ防止・臭み取り(※共沸作用)の働きをします。

しかしながら甘酒にはアルコールが含まれてない分、この2つの効果は期待できません。

そのため臭み取りには別途料理酒を足す必要があります。

(※共沸作用…アルコールが揮発する際に食材の臭み成分も一緒に飛ばす作用のこと)

【参考】・酢は魚料理と相性が良い? 酢の効果的な使い方は?

また、甘酒だとどうしても煮汁が白く濁ってしまうので、煮汁をきれいに仕上げたい時には向きません。

金沢の郷土料理である治部煮(じぶに)など、汁が白濁しているものには問題なく使えます。

せいぎくいん

もっと手軽に、味噌汁に甘酒をひとさじ入れてもコクが出ておいしくなります。

酒醸(チューニャン)…もち米で作る中国の甘酒

酒醸(チューニャン)はもち米・麹から作る中国発祥の甘酒です。

濃縮タイプの甘酒と比べると、控えめな甘さでほんのりした酸味があります。

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みりんの代用で使うのならみりん1に対して酒醸2~3の割合です。

日本では馴染みの薄い調味料ですが、中華ではエビチリなどに使われコクをプラス。

仕込みから数日間の発酵を経て微量のアルコールが含まれるので、共沸効果も期待できます。

ちなみにノンアルコールの酒醸をヒガシマルから発売されています。

みりんの代用…

  1. みりん1に対して甘酒1
  2. 臭み取りの効果はないので、煮魚などには料理酒を加える
  3. 酒醸ならより力強い味わい、微量のアルコールを含む

まとめ

甘酒は他の甘味料・調味料に代用が効く飲み物です。

慣れるとお米由来のふくよかな甘味が料理やお菓子を一層おいしくしてくれる心強い存在です。

ぜひ色々試してみてください。

手軽な甘酒の作り方はこちらをどうぞ▼▼▼▼▼

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…また、味噌や麹の発酵食作りも紹介しています。

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