麹のプロが教える!甘酒スコーンの作り方!【卵・乳・砂糖不使用】
甘酒は砂糖の代わりに使うこともできます。
砂糖にはないほっこりと優しい甘さが特徴で、シンプルさがより際立ちます。
プレーンのスコーンにもってこいです。
そのままでもいいし、
ジャムかハチミツをかけてもおいしいですよ。
全粒粉も少し入れて素朴な感じもあるので朝食にも適してます。
ただ、砂糖のかわりに甘酒を
どれくらいの分量入れたらいいのか
イマイチわかりませんよね?
この記事では
甘酒スコーンの作り方に加えて、
甘酒の分量についても麹のプロがわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼
甘酒スコーンの材料について
- 甘酒 60g
(濃縮タイプ) - 豆乳 50cc
- 塩麹 小さじ1/2
B
- 太白ごま油(なたね油でもOK) 50g
- 薄力粉 160g
- 全粒粉 45g
- ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
打ち粉 薄力粉 適量
手順①:粉を振るう→油を混ぜる→Aを混ぜる
Bの
・薄力粉
・全粒粉
・ベーキングパウダー
を全て振るいにかけ
太白ごま油を混ぜてサラサラの状態にします。
太白ごま油は
ごまを焙煎せずに絞るのが特徴のごま油です。
そのため通常のごま油よりも透明でクセがないのが特徴で、揚げ油やお菓子にも適してます。
\実際に使用した油はこちら/
サラサラの粉にAを全て入れ
切るように混ぜつつ、ひとまとまりにします。
砂糖と甘酒は1:2で代用可能
砂糖の代用として甘酒を使う際には
砂糖:甘酒に対して1:2で代用が可能です。
今回のレシピでは、本来なら砂糖を30g使いますが、そこで甘酒を2倍の60g入れることで同程度の甘みを加えることができます。
より詳しい代用方法はこちら↓
注意点として
甘酒は必ず濃縮タイプを使ってください。
甘酒を購入する際には
表記を必ずチェックしてくださいね。
濃縮タイプの例↓
ご自身で濃縮タイプの
甘酒を作られる際はこちら↓
手順②:生地を切る→重ねる×5セット(やりすぎ注意!)
まとまったら打ち粉を敷いた台に乗せ、カードで半分に分けます。
2つに分けた生地を重ねて、手で押しつぶす。
これを5回繰り返します。
やりすぎるとグルテンが出て必要以上に膨れてしまい、焼き上がりの形が悪くなるのでやりすぎもよくありません。
手か麺棒で生地を1cm程度の厚さに
伸ばしたら、端を切り落として形を整えます。
切り落とした生地は丸めて焼いてしまいます。
いい機会なので、切れ端を
さらに5回こねて焼き上がりを比較してみましょう。
形を整えた方の生地は
約3×3cm角に切り分けます。
(ここの写真だけ撮れてなかったので後日取り直しました。そのため焼き上がりとは形や個数が少し異なります。)
手順③:オーブン200℃で15分 → 180℃で5~10分
クッキングシートを敷いた天板に生地を並べます。
200℃に温めたオーブンで15分、
更に180℃で5~10分焼き上げて完成です。
右下の2つが切れ端をさらにこねたものです。
膨らんで形が崩れてるのがわかりますね。
味に問題はありませんのでご安心下さい。
まとめ:砂糖を甘酒で代用してスコーンが作れる!
以上が基本の甘酒スコーンの作り方でした。
これを基本に色んなアレンジを
加えてもらってもOK。
レーズンやドライフルーツを刻んで入れてもおいしいですよ♪
砂糖の代用に甘酒(濃縮タイプ)1:2は
他の料理にも使えますので、ぜひ今後も活用してみてください。
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