甘酒

【コンロ不要】発酵あんこには蒸しあずきが断然おすすめ!濃厚発酵あんこの作り方

seigikuin

最近、砂糖を使わず麹で甘さを出す発酵あんこが人気です

発酵あんこには

あずきを洗って茹でる(または蒸す)
茹であずきと米麹を混ぜて保温
8~10時間後に完成

というステップがありますが

スーパー等で売っている蒸しあずを使えば、茹でる(蒸す)の手順を省略できます

スタコジ
スタコジ

蒸し豆パック、実は発酵好きにとって最高のアイテムです!

今回は蒸しあずきを使って簡単にできる発酵あんこの作り方をご紹介します

こんな方におすすめの記事…

  • 発酵あんこに興味がある
  • 蒸しあずきで発酵あんこを手軽に作ってみたい
  • 蒸し豆パックを使った時短テクを知りたい

火を使わず、めちゃくちゃ手軽に発酵あんこを作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください!

▼▼▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼▼▼

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Q:まず、発酵あんこって何?

まずは「発酵あんこって何?」ということから整理していきましょう

A:米麹とあずきだけで作るあんこのこと

発酵あんこのイメージ

発酵あんことは、米麹とあずきだけで作るあんこのことです

通常のあんこは茹でたあずきに砂糖を加えてじっくりと加熱、時間をかけて作られます

火をかけている間は焦げ付かないようにずっと混ぜる必要があるので、なかなかに重労働です

一方、発酵あんこは砂糖を使用せず、米麹の糖化力を利用してあずきの甘さを引き出して作ります

そのため、砂糖を使わずに作れるので精製糖や余計なカロリーを控えたい方にとてもおすすめな作り方です

発酵あんこの甘さはふくよかなのにしつこくない!

通常の砂糖(上白糖)は90%以上がスクロース(ショ糖)なのでストレートな甘さですが、麹の作る糖類は10数種類あり、ふくよかな甘さが特徴です

さらに、麹にはたんぱく質をうま味成分をアミノ酸に分解して、甘さにコクと奥行きを出してくれます

それでもしつこくないので、とても食べやすいあんこに仕上がります

発酵あんことは…

  • あずきと麹だけで作るあんこ
  • 砂糖を使わないのでヘルシー
  • ふくよかで自然な甘さに仕上がる
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発酵あんこには蒸し豆パックがおすすめな理由

茹でる必要がないので、時短かつめちゃめちゃ便利

控えめに言って、蒸し豆パックは最高です

基本的に火を使わず、加熱にはレンジでチンするだけでOK!

そのためコンロを使わず、基本的には材料を混ぜるだけで発酵あんこを作ることができます

蒸し大豆なら味噌だって仕込めちゃう

今回は蒸しあずきですが、蒸し大豆を使えば味噌を仕込むこともできます

水に浸ける、蒸す手間が省けるので、なんと20時間以上の時短が可能です

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水煮じゃダメ?

蒸しあずきじゃないといけないの?

茹であずきの缶とかもあるよね?

たしかに、大豆の水煮缶なんかは昔からありましたし、もちろん使えます

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でも、私個人的には蒸しあずきが断然おすすめです!

蒸しあずきと茹であずきの違い

私が茹であずきでなく蒸しあずきをおすすめする理由は以下のとおりです↓

蒸しあずきを使うメリット…

  • あずきの味が濃い
  • あんこの固さを調節しやすい

蒸しあずきがおすすめの理由①:あずきの味が濃い

あずきのイメージ

茹でると茹で汁にあずきの味がどうしても逃げてしまいますが、蒸すことであずきの味が逃げず、味と香りが濃いあんこに仕上がります

蒸しあずきがおすすめの理由②:あんこの固さを調節しやすい

蒸しあずきを使った発酵あんこ

また、茹であずきは蒸したのに比べると水分量が多く、やわらかいあんこになりがち

なので水分量の少ない蒸しあずきのほうが固さを調節しやすいメリットもあるので便利です

スタコジ
スタコジ

麹や蒸しあずきの種類によってはゆるめの仕上がりになることも。

その場合は水を少し減らして調整してみてください。

厳密に砂糖を避けたい方は原材料をチェックしておこう

注意点として、蒸しあずきには少量の砂糖や水あめが使われていることがあります

そのため、厳密に砂糖を避けたい方は注意が必要です

蒸しあずきの原材料名

おいしい蒸し豆 ほの甘蒸しあずき 詳細情報

引用元:マルヤナギ公式ページより

発酵あんこの作り方

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※写真の蒸しあずきとリンクの商品が異なりますが、だいずデイズはマルヤナギのグループ会社です。2023年2月現在、“マルヤナギ ほの甘蒸し小豆”のネット取り扱いが確認できず、代替としてだいずデイズの商品を紹介させて頂きます。ご了承ください。

発酵あんこ 材料
  • 蒸しあずき 200g
  • 米麹(生麹) 140g ※乾燥麹なら100g
  • (60℃くらいに温めた)水 100cc ※乾燥麹ならプラス40cc
ボウルに空けた蒸しあずきに軽くラップをかける
レンジでチンして温める
60℃以下まで冷ましつつ、好みの粒感になるまで混ぜながら潰す
スタコジ
スタコジ

粒感を残したい方は粗め、なめらかにしたい方は細かく潰しましょう。

55℃~60℃で保温、時々混ぜつつ8時間温める
8時間経てば完成!
発酵あんこのアップ

スタコジ
スタコジ

麹が入ってるので白い部分もありますが、食べてみるとしっかりあんこになってます!

発酵あんこでよくある質問

Q
保温中はどれくらい混ぜたほうがいい?

最初の1~2時間だけ、1,2回混ぜれば十分です。

混ぜることで麹の酵素が全体に混ざり、あずきの甘さをより引き出してくれます。

保温した直後は酵素が働いておらず全体が固いので、最初の固い時にしっかり混ぜるのがポイントです。

Q
保存期間はどれくらい?

冷蔵で2~3日を目安に食べきってください。

もう少し長く保存したい方は、あんこを65℃以上まで加熱・粗熱をとったのち、小分けにして冷凍保存するも1ヶ月ほど持ちます。

どちらにせよ、なるべく早いうちに食べた方があずきの風味が逃げません。

Q
おすすめの食べ方は?

通常のあんこと同じようにお使いいただけます。

アイスクリームやあんみつにのせたり、トーストに塗って小倉トーストにしてもおいしいですよ。

ちょっとひと工夫:発酵あんこのトラ焼き

発酵あんこのトラ焼き
発酵あんこのトラ焼き:3~4人前
  • 薄力粉 70g
  • ベーキングパウダー 5g
  • (お好みで)有塩バター 適量

A

  • 卵 1個
  • 甘酒(濃縮タイプ) 大さじ3
  • はちみつ 大さじ1
  • 豆乳 大さじ1
ボウルにAを入れ、よく混ぜる
よく混ぜたAに薄力粉・ベーキングパウダーをふるいにかけて入れ、さらに混ぜる
冷蔵庫で生地を30分休ませる
弱火で熱したフライパンにうすく油を敷き、生地を大さじ1杯ずつすくって両面を焼く
スタコジ
スタコジ

トラ模様に焼き上がるのでトラ焼きと呼ばれます。

お好みの量の発酵あんこを挟んで完成!
スタコジ
スタコジ

生地の内側に薄く有塩バターを塗ってもおいしいです。

スタコジ
スタコジ

麹の甘さって後に残らない甘さなので、男性の私でも食べやすい!

ぜひお試しください!

まとめ

以上が蒸しあずきを使った発酵あんこの作り方でした

蒸しあずきで作る発酵あんこのメリットをもう一度おさらいしておきましょう

蒸しあずきを使うメリット…

  • 火を使わず、レンジで温めるだけ
  • あずきを茹でる・蒸す手間が省ける
  • 茹であずきよりも香りと味が濃いあんこが作れる

このように、とても手軽に作れるのでぜひお試しください!

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スタコジ
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麹ブロガー:自宅製麹員
お米と発酵が大好き。
本業は日本酒を造る蔵人(くらびと)。
好きすぎて自宅でも味噌や麹などの発酵食を作って日々ニヤニヤしてます。気持ち悪いですね。
このブログでは発酵食の「作り方」に徹底的にフォーカス。
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