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発酵食品ソムリエとマイスターの違いは?発酵第一人者監修の資格講座解説

発酵食品ソムリエと発酵マイスターの比較&解説
スタコジ

発酵食品ソムリエは通信教育大手のユーキャンが主催する発酵の資格講座です。

発酵の資格講座の中では費用を低く抑えられ、発酵食での食生活の改善に役立ちます。

一方で、
発酵食マイスターというよく似た名前の資格講座もあり、このふたつはよく混合されがち。

ソムリエとマイスター、
両者は運営団体も内容も
まったく違います。

こんな人におすすめ記事です!
  • 発酵について詳しくなりたい
  • 自身の食生活の質を上げたい
  • 食に悩む人を助ける資格がほしい
  • 食の仕事に役立つ資格がほしい
  • 2つの講座の比較を知りたい

スキルアップのためにせっかく資格講座に申し込んでも、目的にあう内容でないと費用が丸々ムダになってしまうことも。

そんなことだけは避けたいですよね。

(ちなみに、発酵食品ソムリエに向いてるのはこんな人↓です)

そこでこの記事では、両講座の違いについて
徹底的に比較・解説いたします。

結論からいうと、

  • 発酵食を人に提案するなら
    発酵食品ソムリエ
  • 高い専門知識を身につけるなら
    発酵マイスター

と区別できます。

ほかにも気になる

・料金
・受講期間
・サポート内容
・教材のわかりやすさ

についても徹底比較しているのでぜひモヤモヤを解消していってください!

▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼

スタコジ
スタコジ
自宅製麹員
Profile
食と発酵が大好き。
1級酒造技能士(国家資格)。
食養生ジュニアコーディネーター。
発酵の知識を活かして食と不定期で発酵食のワークショップ開催。
誰でも楽しく安全に作れる発酵食をブログ“コジログ”で紹介。
安全な麹づくりの記事は全世界で30名以上が購読。
玄米のブログ・ゆる玄米.comも運営中!
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発酵食品ソムリエと発酵マイスターの違いについて

発酵食品ソムリエと発酵マイスターの違いについて

前提として、
発酵の講座内容には大きく分けて

  1. 発酵食の作り方を知る
  2. 効率よく食生活に取り入れる
  3. より深い専門知識を身につける

この3種類があります。

①には発酵食美インストラクター
内容・コスパ面でもっとも優れていますが、

②には発酵食品ソムリエ
③には発酵マイスター

がそれぞれ適しています。
(①にまったく触れないわけではありません。両資格内でも作り方についてちゃんと学習しますのでご安心ください)

資格講座にも得意・不得意があるので、
目的に合わせた資格選びが重要になってきます。

その他おすすめの資格講座との比較はこちらをどうぞ↓

【徹底比較】発酵資格どれがいい?腸活におすすめ資格7選と実際受講の感想!
【徹底比較】発酵資格どれがいい?腸活におすすめ資格7選と実際受講の感想!

ソムリエとマイスター、
この違いを知るには言葉の意味を掘り下げるとわかりやすくなります↓

ソムリエ→相手の求めるものを的確に供給する人

発酵食品ソムリエは人に提供するのが目的
発酵食品ソムリエは人に提供するのが目的

ソムリエとは
客の要望に応えてワインを選ぶサーブ(給仕)役のことですよね。

ですので発酵食品ソムリエは

  • 免疫力アップ
  • アレルギー緩和
  • 肌ツヤ改善

などの目的に応じて、
最適な発酵食・適切な食べ方をお伝えするための資格講座です。

こうした人の悩みに寄りそうことで

学校
・病院
・ホテル
・飲食店
・食料品店
・福祉施設

これらのフィールドで「食」を通じて仕事に活かすことが可能です。

健康志向の今、求められる場面は近年さらに増えています。

最適な発酵食の提案ができる

発酵食品ソムリエの
無料資料請求はこちら

マイスター→職人、専門知識を持っている人

発酵マイスターは専門性の高い技術・研究職に役立つ
発酵マイスターはより専門性が高く、技術・研究職に向く

一方で、発酵食の

  • 歴史的背景
  • 製造上の違い
  • テイスティング能力

など、発酵食そのものにくわしくなるには発酵マイスターが適しています。

こちらはより専門性の高い

・ライター
・食品研究職
・食品開発職

など、発酵食を研究・分析するのに適した講座です。

最も専門性の高い発酵マイスター

国内外から食品のプロが学びに来る!

ポイント
  • 発酵食品ソムリエ
    →食の悩みに合わせて発酵食を提案
  • 発酵マイスター
    →より高度な専門性。研究・分析向き

両講座を徹底比較!

発酵食品ソムリエと発酵マイスターを徹底比較

ソムリエとマイスターの違いがわかったところで

これらの具体的な違いについて紹介します。
(それぞれクリックするとジャンプするのでご活用ください)

講座内容の比較

発酵食品ソムリエ
発酵マイスター
  • 発酵の第一人者、小泉武夫先生が監修
  • 発酵食を用いた食生活改善方法
  • 時短でおいしい発酵料理
  • SNS映えするスイーツ
  • 作り方+活用方法がメイン
  • 日本の発酵食の成り立ち
  • 製造方法による違い
  • テイスティング講座
  • 試食サンプルが豊富
  • 実食講習アリ
  • 国内外からプロが学びにくる
  • 専門知識をより深める

発酵食品ソムリエ→広く浅く、発酵マイスター→狭く深く

発酵食品ソムリエは発酵マイスターに比べると発酵食を広く浅くあつかいます。

浅くとはいえ、内容は理論的でしっかりしたもの。
発酵のメリットとメカニズムを理論立てて学ぶことができます。

実際に受講された方の声↓

日本の発酵食にくわえて世界の発酵食を広く学べて、

・料理レシピへの活用
・家庭での発酵食の作り方

これらを通じて
料理に発酵食を取り入れる方法を学ぶことが可能です。

もちろんご自身やご家族の食生活改善にも役立ちますし、
監修が発酵の第一人者・小泉武夫先生であるのも魅力的ですね。

一方で発酵マイスターは日本の発酵食に完全にフォーカスしています。

日本の発酵食の歴史的成り立ちから製造上の違いなど狭く深く勉強できます。

そのため食品関連職の方のが多く、
国内外から食のプロが学びにくる講座です。

特筆すべきは実食講習があるという点で、発酵系の資格講座の中では専門性の高さはトップクラスのものです。

日本発酵文化協会より画像引用
日本発酵文化協会より画像引用

料金の比較

発酵食品ソムリエ
発酵マイスター
  • 32,000円(認定証なし)
  • 認定証込みは49,140円
  • 後払い・分割払い可能
  • ゆうちょ
  • コンビニ決済
  • クレジット決済
  • Amazon Pay
  • PayPay
  • 202,400円(ベーシック講座込み)
  • 別途年会費10、000円が必要
  • 合計211,400円が必要
  • コンビニ決済
  • ベーシックコースの詳細は教材の比較へ

ソムリエ認定証の有無で費用は異なる

発酵食品ソムリエは32,000円と、
資格講座の中では比較的低価格で取り組めます。

ただし、これは認定証を含まない値段です。
認定証を発行してもらうと別途で計17,140円が必要になります。

認定証はあくまで額縁に飾るこのですので、資格そのものが欲しい人は必須ではありません。

資格の証明が必要な時も
ユーキャンのよくあるご質問から取り寄せることができます。

一方で、発酵マイスターは資格取得まで合計で211,400円とかなり高額な費用が必要になります。

支払方法もコンビニ決済だけで使い勝手がいいとはいえません。

教材の比較

発酵食品ソムリエ
発酵マイスター
  • メインテキスト2冊
  • 発酵食品図鑑100
  • 健康発酵レシピ85
  • 発酵食品手づくりDVD
  • 添削課題集
  • ガイドブック
  • ベーシック4講座(麹、甘酒、味噌、醤油)用テキスト×4
  • 発酵マイスター用テキスト×1
  • 各講座にサンプルセット

数ある発酵の資格講座で、教材数が最も多い

発酵食品ソムリエは教材数が7点と多く、
他の発酵食の資格と比較しても教材数が最も多いのが魅力です。

発酵食品手づくりDVDでは

・塩麹
・甘酒
・自家製味噌
・納豆
・糠漬け
・ヨーグルト

の作り方が動画で学べます。

普段の食事にすぐ活用で切る発酵レシピブックもうれしいですね。

発酵レシピを活用・発信されてる方の声↓

の一方で発酵マイスターはベーシック講座(全4回)の受講が必須です。

この4つを受講してから発酵マイスターの資格講座に進むことができます。

まず4つのベーシック講座それぞれにテキストと、発酵マイスターの資格講座にテキストの合計5冊がつき、それぞれの講座に試食サンプルセットがつきます。

受講条件の比較

発酵食品ソムリエ
発酵マイスター
  • すべて在宅
  • 1日あたり約20分の学習
  • 受講目安:3ヶ月
  • 受講期限:6ヶ月
  • 1日3問までメール質問可能
  • 在宅か東京会場での受講
  • 2時間×4日(ベーシック講座)
  • 5.5時間×4日(発酵マイスター講座)
  • 平日のみ開催

オンラインによる在宅受講が可能

オンライン受講が可能

発酵食品ソムリエはすべてオンラインによる在宅受講です。

1日20分のスキマ時間を活用して、3ヶ月を目安に取得できます。

受講期限は6ヶ月となっており、この間は3度まで試験にトライ可能です。

発酵マイスターは東京会場での受講・試験のみでしたが、コロナの影響でオンライン受講も可能になりました。

会場での受講の場合、講師に直節質問できるのが大きなメリットです。

ただし、開催は必ず平日なのでお仕事のある方は調整が必要。

講座の日時が決まっているため、受講期限というものはありません。

サポート内容の比較

発酵食品ソムリエ
発酵マイスター
  • 添削3回
    (課題添削2回+試験1回)
  • 1日3回まで質問可能
  • Webテスト
  • 試験は3回までトライできる
  • 講師に直接質問可能
  • 試験形式:オンラインか東京会場
  • 会員在籍中、年1回の特典アリ

発酵食品ソムリエはオンライン受講ですので、基本的には自習学習になります。

スキマ時間を活用できるようテキストは工夫されてますが、講師に直接質問することはできません。

かわりに、メールでの質問は可能です。
ただし、1日3回までの制限があります。

対して発酵マイスターはリアルタイムでの受講です。

実際に講師がつくのでわからないことは講師に直接質問が可能。

これだけだとメリットとして弱いように感じますが、
かわりに会員在籍時には、

・ベーシック講座4科目
・企業セミナー
・蔵元セミナー

をそれぞれ年1回に限り、無料で受講することができます。

企業やメーカーの生の声が聞けるという専門性の高さでは、やはり発酵マイスターが頭ひとつ抜きんでている印象です。

発酵食品ソムリエのよくある質問

よくある質問

発酵食品ソムリエに向いてるのはどんな人?

発酵食品ソムリエに向いてる人・向いてない人は以下のとおりです。

向いてる人
向いてない人
  • 発酵食品を使った料理のレパートリーを増やしたい
  • 発酵食を活用した食生活改善・腸活の方法を知りたい
  • 発酵食の資格を取って、仕事に活かしたい
  • 読書・独学で発酵を学びたい
  • 受講費用はなるべくかけたくない
  • 発酵の知識そのものを増やしたい

比較的安い講座とはいえ、受講費用はやはりかかります。

費用をなるべく抑えたい人は、市販の書籍で学ぶのもいいですね。

発酵に関するおすすめ書籍↓

著:レネ・レゼピ, 著:デイヴィッド・ジルバー, 著:水原 文
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発酵食品ソムリエは独学できる?

資格の取得には必ず講座申し込みが必要で、試験のみを受けることができません。

市販のテキストもないので、独学はできません。

合格率はどれくらい?

合格率は公式には発表されていませんが、
合格基準は70%以上ということは公表されています。

つまり試験で70%以上の正答をすればいいので、難易度は低めといえます。

まったくはじめての方でも受講期間中は3回まで試験にトライできるので、テキストを読みこんでトライしてみましょう。

まとめ:結局どっちがおすすめかは目的しだい

資格勉強のイメージ

冒頭でも比較したように、
ソムリエとマイスターでは目的と内容がかなり異なります。

特にマイスターは専門的なぶん、費用も群を抜いて高額で、気軽に取りくめるものではありません。

発酵食品ソムリエだって、比較的安価とはいえ3万円もかかります。

おすすめは目的をハッキリとさせて選ぶと、受講後の後悔もせず、資格講座が身のあるものになります。

発酵食品ソムリエ…
  • 食の仕事に活かす
  • 発酵食のレパートリーを増やす
  • 最適な発酵食・適切な食べ方をお伝えする

こうした目的と合った人におすすめの講座です。

まずは無料の資料請求でより詳しい内容を精査してみてください。

この記事が発酵の知識を増やし、活かすお手伝いになれたらうれしいです!

最適な発酵食の提案ができる

発酵食品ソムリエの
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