麹といえば日本酒

蔵人&キャンパーの管理人が選ぶキャンプに持っていきたい日本酒5選!

こんにちわ。製麹員(@jitakuseigikuin)です。

梅雨明け間もない、夏も盛りの時期。

キャンプのハイシーズン到来です。

キャンプでお酒といえば、キンキンに冷えたビールに缶酎ハイ…

炭酸でシュワっと爽快なお酒が定番ですが、日本酒も実は悪くありません

むしろ、「あれ?キャンプ酒って日本酒一択じゃね?」と思えるほど日本酒とキャンプは相性抜群です。

キャンプでお酒を楽しむ人

とはいえ、人によっては日本酒はまだまだ未知数で馴染みのないお酒だと思います。

そこでこの記事では日本酒がキャンプに向く理由と、オススメの日本酒を5つ紹介します。

日本酒をあまり知らない方でも取っ付きやすいようになるべくマニアック過ぎず、スーパーやネットで手に入るものを中心に選びました。(一部マニアックなチョイスも出てきます(;´∀`))

キャンプでお酒を楽しむのが好きな方の参考になると思いますので、最後までぜひお付き合い頂ければと思います。

日本酒がキャンプ向く理由

日本酒が他のお酒と大きく違うのは、冷やしても温めてもおいしく飲めることです。

日中キャンプ

これをキャンプシーンに当てはめると、

  1. 暑い日中はビシッと冷やして爽快に飲む
  2. 肌寒い夜は焚火で温めてじっくり飲む

という風に、時間帯ごとに楽しみ方を変えることができます。

夜キャンプ

自然の中でゆったりと時間の経過を楽しむキャンプにはうってつけの楽しみ方ではないでしょうか。

以下で日中のシーンと夜のシーンに分けてオススメのお酒を紹介します。

日中:ビシッと冷やして爽快に飲む!

まずは日中に爽快に飲みたい2種類を紹介します。

①松竹梅 香り酵母877 かおりカン

1つ目は「 松竹梅 香り酵母877 かおりカン 」です。

こちらはときどきコンビニなどでも見かけます。

商品の名前のとおりに香り豊かな日本酒で、バナナを連想させる南国様のフルーティーな香りが特徴。

「877」とは語呂合わせで「バナナ」の意味です。

バナナ様の香りを放つ成分・酢酸イソアミルを多く生み出す酵母を自社開発して作られました。

軽量化+ちょうどいい飲み切りサイズ

サイズはちょっと小さめの250mlで飲み切りやすく、保冷バックの中でかさばりづらいサイズです。

ビンではなく缶に入ってるのも軽量化+持ち帰りゴミの減少になるのが嬉しいですね。

かおりカンは炭酸入り

更にうれしいのが、缶入りは炭酸が注入されている点。

この商品には缶入り紙パック入りの2種類があるのですが、紙パックは無炭酸缶入りは炭酸が注入されている、同じ商品でも仕様が異なる珍しいお酒です。

夏の暑いキャンプには缶入りがオススメで、飲んだ時の爽快燗が更にアップします。

氷をたっぷり入れて爽やかに!

缶入り+炭酸入りの珍しい日本酒ですが、アルコール分は14~15度と並みの日本酒同様にあります。

そこで、氷を入れてロックで飲むことでアルコール分が和らぐ上、爽快感も増してさらに飲みやすくなります。

氷たっぷりグラス

氷を入れても味が薄まる印象は無く、よりスッキリとするのでたっぷり氷を入れて飲むのがオススメです。

②菊水ふなぐち一番しぼり スマートパウチ

2つ目は菊水「ふなぐち一番しぼり スマートパウチ」です。

持ち運びに便利なパウチ入り

1500mlの大容量ながら、パウチ容器なので持ち運びが非常に楽。

保冷バッグの中の隙間に入れやすく、収納性もあるので持ち帰りゴミの容量もものすごく少なくなります。

しっかり冷やしてみぞれ酒+保冷剤の役割

日本酒を冷凍庫でシャーベット状にしたものを「みぞれ酒」といい、清涼感あふれる飲み方ができます。

みぞれ酒

さらに、パウチのまましっかり冷やしておくとお酒自体が保冷剤の役目をはたしてくれるので、保冷バッグの保冷機能をアップしてくれます。

ただし、凍結による破裂にくれぐれもご注意ください。

大人数で飲むのに最適

肝心の味の方はいわゆる淡麗辛口タイプで、スッキリとクセのない万人向けタイプ

アルコール分が19度と高めなので、こちらも氷をたっぷり入れるのがオススメです。

アルコールが強すぎるという方は、更に炭酸水とすだち等の柑橘類を足してみてください。驚くほど飲みやすくなります。

すだちロック

1500mlと容量も多いので、大人数でシェアして飲むのに向いてます。

夜:焚火を囲んでじっくり飲む!

ここからは焚火を囲んでじっくり飲みたいお酒の紹介です。

③久保田 雪峰 純米大吟醸 山廃仕込み

3つ目は 「久保田 雪峰 純米大吟醸 山廃仕込み」。

こちらは新潟県のキャンプギアメーカー・スノーピークと、同じく新潟県の酒造メーカー・朝日酒造とのコラボ商品です。

キャンプ用に開発された商品

久保田の山廃仕込み酒は本来、一部の商品やブレンド用に造られるだけの希少なお酒です。

久保田の味わいは本来クリアでスッキリとしているのですが、

この「雪峰」ではアウトドアで楽しむことを目的として、あえてワイルドさを前面に出した酒質設計に。

バーベキューや肉料理にも負けないどっしりコクのある味わいに仕上がってます。

肉料理

山廃仕込みとは?

山廃仕込みとは、空気中に浮遊する乳酸菌を取り入れ、自然に近いプロセスで発酵させる製法のこと。

乳酸菌を取り入れることで複雑味が増し、お酒にコクと味幅が生まれます。

そのため冷酒より燗酒でポテンシャルが最大限に発揮されるので、肌寒い夜にシェラカップやケトルで少し温めて飲むのがオススメです。

焚火

デザインも洗練されており、キャンプ好きな方への贈り物にも人気があります。

④不老泉 純米吟醸 紫ラベル

4つ目は「不老泉 純米吟醸 紫ラベル」です。

管理人が必ず持っていく日本酒

ちょっとマニアックすぎるかな?と紹介を少し迷いましたが、やっぱり本心から勧めたいお酒を挙げたかったのでチョイスしました。

酒米には55%まで削った山田錦を使用。日向燗(30℃くらい)が最適温度の、穏やかな熟成を感じる味わい純吟。

③の雪峰と同様、山廃仕込みによる温めてポテンシャルを発揮するタイプのお酒です。

夏のキャンプだと、いつでも最適温度

夏のキャンプだと、日中に30℃を超える日が当然にあります。(高冷地を除いて)

そうすると日中は自然とこの温度帯になるので、燗付け不要でいつでも最適温度で飲めるというわけです。

(ただし、直射日光は酒質劣化の原因になるので、必ず日陰に保管してください)

シェラカップで飲むのに適したお酒

もちろん30℃以上の温度でもおいしく飲めるので、寒い夜にはシェラカップで少し温めて飲むのがいいでしょう。

飲み口の広いシェラカップで飲むと、優しい口当たりが更に優しく感じられます。

器とお酒の味の関係についてはこちらの記事にまとめています。

酒器でお酒の味が変わる?すぐに試せる酒器の話 買ったお酒が自分好みじゃなかった…そんな時思い出して! こんにちわ。製麹員(せいぎくいん)です。本業は日本酒を造る蔵人(くらびと...

どこかホッとする取っ付きやすさがあり、スルメやチータラといった乾き物と肩肘張らない感じで楽しめます。

焚火を囲むリラックスタイムに最高です。

キャンプに特化した日本酒

⑤GO POCKETシリーズ

5つ目に紹介するのはキャンプシーンに特化した日本酒「GO POCKET」シリーズです。

現在はオンラインショップのみの販売

現在は残念ながら酒販店での取り扱いは無いようです。

そのため商品リンクも貼れず、画像無しでの紹介失礼します<(_ _)>

そのかわりオンラインショップでの購入が可能ですので、そちらのリンクを貼っておきます。

津南醸造 STORE:https://tsunan-sake.stores.jp/

全てがキャンプ用に設計された日本酒

GO POCKETシリーズは、新潟県の津南醸造所から発売されている日本酒で、100mlのパウチパックの扱いやすいサイズ展開されたシリーズです。

ホント、ここまでキャンプシーンに特化した日本酒は初だと思います。

飲み切りサイズのパウチで持ち運びやすく、凍らせて保冷機能もあるので、これまで紹介してきたお酒のいいとこどりです。

キャンプのみならず、アウトドアレジャーに至れり尽くせりの設計ですね。

オンラインショップではパウチのまま湯煎してお燗にする様子も紹介されています。

豊富なラインナップ

お酒の味はといえば、原料の酒米に五百万石を使用した、スッキリと飲みやすいタイプ。

食中酒向けの「DINER」、甘口で食後のデザート向けの「DOLCE」、低アルコールの「LIGHT」など、明快で日本酒初心者の方にも分かりやすいコンセプトです。

好みに合わせて少量ずつ選べるのもポイントで、キャンプでのお酒って複数人でシェアしがちなのですが、その人がおいしいと思うタイプを無理なく飲めるというのは嬉しいですね。

カップルやグループでのキャンプにぜひともオススメしたい日本酒です。

カップルでキャンプ

津南醸造 STORE:https://tsunan-sake.stores.jp/

まとめ

いかがでしたでしょうか?

キャンプで日中にビシッと冷やして飲みたい日本酒と、焚火で温めてじっくり飲みたい日本酒を5つ紹介してきました。

夏真っ盛りはキャンプのハイシーズン。自然の中でゆったりとお酒を楽しみたくなる季節ですが、くれぐれも事故や熱中症に気を付けて楽しい時間をお過ごしください。

この記事が楽しい時間の参考なればうれしいです。

ではまた。